話題のアバターを見てきました。
押井守に「10年経っても追いつけない」と言わしめた映像は、ほんとうに素晴らしものだった。もしかしたら、映画史に残る作品になるんじゃないかな。
3D上映の字幕版で観たのだけれど、この映画に限っては吹替え版もありかもしれない。
字幕を追っていると、3D映像に慣れるまでに時間がかかるのと、映像自体にも情報量が多いので、できるだけ映像に集中したほうが良いです。
3D映像ってのは、久しぶりに観たのだけれど、ずいぶん技術が進歩していて驚かされました。視力の悪い自分でもちゃんと立体に見れて感動(笑)。
昔は、かなりウソくさい薄っぺらな立体映像だったけれど、アバターはほんとうにリアルで、匂いが漂いそうなくらい臨場感があった。映像の奥行きが、普通の映画とは違います。このまま進めば、映画は3D時代に突入するのかもしれない。
アバターが、3D映画の秀作として、長い期間語り継がれるのは間違いないでしょう。
ストーリィについては、各所で語られているとおり、そんなに捻りのあるものではないけれど、それでも、ハリウッドお得意の迫力だけに重点をおいた、アメリカ万歳映画ともすこし違う。というか、アメリカ人がアメリカを批判しているのだ。
そもそも、監督のジェームズ・キャメロンは、日本アニメのファンでもあるらしく、その影響を色濃く受けていることを感じさせます。
宮崎駿と押井守を足して、キャメロンというハンマで砕いてからアメリカ製のフィルタで漉したらアバターが出来上がりました、という感じだろうか。
日本のアニメを見ている人には、すごく馴染みやすい映画であると思う。
そんなにすげいのか・・
見たくなっちゃったよ・・