memo

心に響くもの

映画

アバター”AVATAR”

投稿日:2010 年 1 月 9 日

avatar

話題のアバターを見てきました。
押井守に「10年経っても追いつけない」と言わしめた映像は、ほんとうに素晴らしものだった。もしかしたら、映画史に残る作品になるんじゃないかな。
3D上映の字幕版で観たのだけれど、この映画に限っては吹替え版もありかもしれない。
字幕を追っていると、3D映像に慣れるまでに時間がかかるのと、映像自体にも情報量が多いので、できるだけ映像に集中したほうが良いです。

avatar

3D映像ってのは、久しぶりに観たのだけれど、ずいぶん技術が進歩していて驚かされました。視力の悪い自分でもちゃんと立体に見れて感動(笑)。
昔は、かなりウソくさい薄っぺらな立体映像だったけれど、アバターはほんとうにリアルで、匂いが漂いそうなくらい臨場感があった。映像の奥行きが、普通の映画とは違います。このまま進めば、映画は3D時代に突入するのかもしれない。
アバターが、3D映画の秀作として、長い期間語り継がれるのは間違いないでしょう。

avatar

ストーリィについては、各所で語られているとおり、そんなに捻りのあるものではないけれど、それでも、ハリウッドお得意の迫力だけに重点をおいた、アメリカ万歳映画ともすこし違う。というか、アメリカ人がアメリカを批判しているのだ。
そもそも、監督のジェームズ・キャメロンは、日本アニメのファンでもあるらしく、その影響を色濃く受けていることを感じさせます。
宮崎駿と押井守を足して、キャメロンというハンマで砕いてからアメリカ製のフィルタで漉したらアバターが出来上がりました、という感じだろうか。
日本のアニメを見ている人には、すごく馴染みやすい映画であると思う。

アバター エクステンデッド・エディション


  1. cap より:

    そんなにすげいのか・・

    見たくなっちゃったよ・・

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

アポカリプト

APOCALYPTO アポカリプトを見た。 ちょいと、ネタバレありで書きます。 舞台は、マヤ文明後期のジャングル。事前情報としてあったのは、それだけ。 物語早々、襲撃をうけた部族がジャングルを移動して …

ダム・キーパー

「ダム・キーパー」を観た

ようやく、トンコハウスの「ダム・キーパー」を見ることができました。 この作品は、海外の映画祭を中心に上映されていて、日本での公開はごく僅かだったもんで、見る機会を逃していました。 今回は、ほぼ日刊イト …

no image

『夢と狂気の王国』を観た

スタジオジブリの製作現場を描いたドキュメンタリ映画『夢と狂気の王国』を観てきました。 ジブリを題材にしたドキュメンタリというと、これまでにも沢山あって、一つの作品が出来るまでの過程を追ったメイキングも …

gravity

『ゼロ・グラビティ』の感想

現在公開中の大ヒットしている(と思われる)、『ゼロ・グラビティ』を観てきました。 宇宙飛行士が、事故によって宇宙空間に放り出され、スペースシャトルも大破して、決死のサバイバルを繰り広げる本作。宇宙空間 …

no image

『クラウド アトラス』を観て思うこと – 選択することで世界は繋がる

現在公開中の映画、『クラウド アトラス』を観てきました。久しぶりに、ブログに書きたくなるような、凄い映画だった。なにが凄いって、「とにかく、凄い映画だった」というのが第一印象に出てしまうような、説明の …