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心に響くもの

犬との暮らし

芦花公園のドッグランに行く

投稿日:2011 年 1 月 15 日

芦花公園
今年初のドッグランは、世田谷区にある蘆花恒春園に行ってきました。
この公園は、明治・大正に活躍した小説家、徳富蘆花が暮らした旧邸宅と、その墓地を中心とした周辺を買収して作られた場所です。
古い建物を見ると、どうも入りたくなってしまうので、まずは蘆花宅へ。



蘆花が20年間住んだといわれる母屋もよく手入れされていて、100年前の情景が維持されています。非常に趣があって素敵。
現在のように均一ではない波をうった窓ガラスが、なんとも温かみがあって良いですね。

蘆花公園

この母屋に掲げられた「梅花書屋」の名称は、薩摩の書家 鮫島白鶴という、西郷隆盛の書道のお師匠さんが書き記されたものなんだとか。100年前が綺麗に残されていて、タイムスリップした気分に。

蘆花公園

しかし、目的はドッグラン。
まずは、ドッグランの会員登録をするため、受付を探していると、まるで北海道のような雑木林に入り込んでしまった。

蘆花公園

100年前は、さぞかし鬱蒼と茂っていたことでしょう。いかにも、小説家が住んでいそうなロケーションだな、なんて思いながら走り回っていると、受付を発見。

蘆花公園

鑑札を掲示すると、受付のおばちゃんが手馴れた様子で登録の案内をしてくれます。
きっと、受付に来る人って、ドッグランに用がある人しかいないんじゃなかろうか。
5分程度で登録も済んで、あっさりした感じ。犬の写真を撮られたので、会員カードにプリントしてくれるのかと思ったら、なんにもなかった。ということは、なにか問題が起きたときの証拠用だろうか。

蘆花公園

ちなみに、カードはこんな感じ。
会員登録は無料ですけども、カードケースに200円かかります。
その資金は、ドッグランを運営するボランティアグループ「芦花ワンクラブ」の方たちの活動資金になるようです。

蘆花公園

こちらのドッグラン、昨年の夏ごろは芝生が敷き詰められていたようですけども、
現在はすべて剥がれてしまって、褐色の大地と化しています。
走り回る犬の足は、もう、文字通りどろどろ。ズボンには、犬の肉球スタンプが付くことうけあいなので、汚れても良い格好で行くのが良さそうですよ。

蘆花公園

1,450㎡の面積をネットフェンス等で囲い、小型犬エリアと中型犬・大型犬エリアに分かれています。
利用者登録手続には「犬鑑札」と当該年度の「狂犬病予防注射済票」が必要です。

犬カフェ 首都圏版 ペットとわたしと美味しいごはん


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