memo

心に響くもの

日常

西湖で泳ぐ

投稿日:2010 年 8 月 19 日

お盆は、キャンプのため西湖に行っていました。イカダに乗ったり、湖を泳いだりと、人間回復といえるほどでもないけれど、そのような活動をしていました。例によって、ボーイスカウトの活動でのこと。
西湖っていうのは、富士五湖の一つで、河口湖のお隣にあります。あまり大きくないせいか、知名度もちょっと低めで、釣り人がまばらにいる、そんな湖。

今回、湖で遊ぶにあたって、子供たちはペットボトルでイカダを作りました。
どうやって作るのかって、ペットボトルを4つ束ねて、真ん中の隙間に竹を串刺しにするだけ。そして、その竹を組んでいけば完成です。めちゃくちゃシンプルな構造です。
でも、この作り方をあみだすまでに、いろいろな材料で試して、試行錯誤していたんだそうな。なんでも、一回生み出してしまえば簡単だけれど、それまでが苦しいもんです。まあ、昔はペットボトルもなかったけれど。

僕はあまりイカダには乗らないで、ほとんど泳いでいました。というのも、今回は、防水カメラを持っていって、水に浸かりながら撮影していたわけです。これが、新鮮な映像が撮れて、なかなか面白いんです。

そもそも、湖だとか海だとか山だとか森だとか、自然にかかわる遊びっていうのは、それだけで楽しかったりしますよね。
だけれども、自然に触れて楽しいだとか綺麗だと思うこの感覚が、不健全というか、普段どれだけ汚れた生活をおくっているか、ということの裏返しだということ。
そう思うと、現代の子供たちって、僕らのころよりも、少しずつ自然に触れる機会が減っているだけに、どんどん感覚の違った人間になっていくわけで、昔の人たちのように、自分の身体の使い方を知っている人間が減っていくのは当然なんですね。いろいろな時代の変化に順応して、なんとか生きていくのが人間なんでしょうけども、自分の身体と頭と全身を使って、地球を楽しむことが出来るんだということを、子供のうちから、選択肢の一つとして教えておいたほうが、単なるサイボーグにはならないんじゃないか、と改めて感じたりもします。
ボーイスカウトの古さが一周して、時代に合う日も、いずれくるのかなと思ったり、思わなかったり。
まあ、部屋にこもってパソコンしてるのも楽しいんですけども。

キャンプのちょっとしたスパイスに、イラストなんかも描いてみました。
悪の大王が、子供たちを襲うというストーリーのもの……。

Xactiで水中撮影
水に浸けたまま泳いだりもしましたけど、壊れなかったです。

防水デジタルムービーカメラ Xacti


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

思い出の本 スマーフ物語の復刻を望む

先日、ネットサーフィンをしていたら、たまたま「スマーフ」のサイトに行きつき、映画化されて来年には日本でも公開されることを知しりました。 この「スマーフ」というのは、青い肌にダンゴッ鼻の小さな妖精のこと …

no image

親戚 集う

まるでサマーウォーズさながらだな、と思った。 先日、祖父母の召天者記念礼拝に親戚一同で集まった。祖父は僕が生まれるずっと昔に亡くなって、祖母が亡くなったのも十年以上前のこと。 時間が過ぎるにつれて、こ …

no image

祖父との対話

先日、親戚の集まりに参加して、祖父母のお墓参りに行ってきた。 親戚と集まるのも久しぶりだけれど、お墓参りはもっと久しぶりのこと。あまりにも期間が空きすぎていたので、行かなければと思っていた折に、従兄弟 …

no image

自然エネルギーフォーラム 孫正義×小林武史 一青窈×Salyu トークライブ

3.11の震災後、100億円の寄付や、自然エネルギー財団の設立と、なにかと目立っている孫正義さん。 同じく震災後に、ap bankという非営利団体を通して支援活動を続けているという、音楽家の小林武史さ …

no image

ゴム動力のプロペラ飛行機

以前、ボーイスカウトの活動で、ゴム動力のプロペラ飛行機を作ったんですけども、フルスクラッチでプロペラまで手作りしたのがいけなかったのか、ただの設計ミスか、まったくもって飛ばなかったという、消化不良の出 …