ようやく、トンコハウスの「ダム・キーパー」を見ることができました。
この作品は、海外の映画祭を中心に上映されていて、日本での公開はごく僅かだったもんで、見る機会を逃していました。
今回は、ほぼ日刊イトイ新聞との提携で、南青山にある「TOBICHI 2」にて、6日間にわたり上映されることとなったので、さっそく行ってきました。
チケットは、なんとたったの100円!
物語は、汚染された大気に覆われた世界が舞台で、町を守るダム・キーパーとして、ダムを管理する少年のブタが主人公。「呪われた大気」から、町を守っているブタくんですが、学校ではイジメられており、辛い毎日をおくっています。
そこに、天真爛漫なキツネくんが転校してきて、その出会いによって、物語が動き出します。
物語全編にわたってセリフが無いせいか、感情を拾い込んでしまう作品です。ブタくんが感じた絶望感や、希望が差し込んだときの晴れやかさも、すごい伝わってきました。
個人的には、アカデミー賞を受賞した「愛犬とごちそう」よりも、「ダム・キーパー」のほうが好みでした。