memo

心に響くもの

イバラード借景庭園展に行く

   

しばし、イバラードの世界へ。
そこは、画家の井上直久さんによって創造された架空の世界。だけど、まったくの架空ではなくって、現実世界の視点を変えることによって生まれた、もう一つの世界っていえば良いのかな。
ジブリ美術館で上映されている「星をかった日」の少年が暮らしていたり、「耳をすませば」に出てくるバロン伯爵の住んでる世界といったら知っている人も多いかもしれない。ジブリ美術館には、イバラードの世界が壁画として描かれています。あの宮崎駿さんも惚れ込んだ世界なのですよ。

イバラード(Iblard)は画家・井上直久によって創造された架空の世界にある国。

魔法の存在する世界であり、人々はソルマという技法でシンセスタという鉱石を用いて自分の思い浮かべたものを形にして表わす。空にはラピュタと呼ばれる浮島あるいは小惑星が多数浮かび、街の建造物は植物に覆われる。この世界の公共交通機関は車輪がなく宙に浮く路面電車と同じく空に浮かぶ鉄道「ジーマ」である。

iblard

自己表現をするために、ただひたすらに写真を撮ったり、アニメを作ったり、陶器を作ったりとさまざまな人がいるけれど、井上直久さんは、まさに、イバラードという世界を構築するために絵を描き続けている人なのです。
そのイバラードの新作が「借景庭園展」で発表されているのでした。

iblard

会場には、井上直久さんもいらっしゃって、創作についての話を聞くことができました。
井上さんの自然体で話されるその空気が、世間話のように感じさせられたけども、いま思えば貴重な話が多かったような気がします。「耳をすませば」の背景画を制作する際に交わした宮崎駿監督とのやりとりだとか、高畑勲監督と訪れた円通寺での思い出などなど。そもそも、歴史に残るような画家の方と、ほんのちょこっとだけれど話しができたことが、貴重な時間だったのだ。
「イバラード借景庭園展」は9月24日まで、東大前「アートスペース」にてやっております。

 - 日常 , , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
ゴム動力のプロペラ飛行機

以前、ボーイスカウトの活動で、ゴム動力のプロペラ飛行機を作ったんですけども、フル …

no image
手塚治虫のブッダ展 – 漫画と仏像でみる仏陀の生涯

東京国立博物館で開催されていた、ブッダ展を見に行ってきました。 ブッダの生涯を、 …

no image
キックボードで犬目線

先日、つい、うっかり、魔が差して、キックボードを買ってしまって、いい年して、地面 …

no image
明日から来年

2010年も、この1日で終わりです。 どんな年だったかというと、嫌なこともあった …

no image
スキーで使えるリードとハーネス

もう、とっくに2012年になっていました。 最近、ろくにブログも書かずに、だらだ …

no image
押井守と映像の魔術師たち

八王子市夢美術館にて「押井守と映像の魔術師たち」展を見てきました。 これまでの主 …

no image
所ジョージの「世田谷ベース」のステンシル

所ジョージの”世田谷ベース”という番組で、ステンシルシー …

日の出
ボーイスカウトのすすめ

久しぶりにブログの更新です。先日、ぼくの所属しているボーイスカウトで入団式を行い …

no image
バットレスキャンプ場

ボーイスカウトの活動で、キャンプに行ってきました。 山のなかにあるバットレスキャ …

no image
旧友と過ごした名古屋旅

久しぶりに、名古屋に遊びに行ってきました。おそらく、10年ぶりくらいのこと。 比 …