未だに、というか、いつまでも続くのだろうけど、サニィの散歩をしていると、よく犬種を尋ねられる。
イタリアン・グレーハウンドを連れている人なんかだと、サニィを見ると自信なさ気に「イタグレ、ですか?」と妙に間をとってきいてくるくらいだから、すこし不思議な犬に見えるのだと思う。
犬好きな人が、どの犬種にも当てはまらなくて合点がいかずに尋ねてくるパターンと、単純に何犬か知りたくて尋ねるパターン。だいたい、この二通りあるように観察される。
前者のときは、ほんとうのことを答えるのだけれど、後者の場合は、完全にイタグレのふりをするか、「イタグレテリアです」と存在しない犬種を答えることがある。
だって、毎回「イタリアン・グレーハウンドと日本テリアの雑種です」って答えるのが面倒なんだものー。
ちなみに、僕は「ミックス犬」という呼び方があまり好きではないので、雑種というようにしとります。雑種犬をミックス犬と呼んで可愛がろうとする気持ちは分からなくもないけれど、雑種は雑種だ。純血種だろうが雑種だろうが、犬にちがいはない。という想いから雑種で通している。ミックス犬という呼び方の根底に、へんな差別のようなものがあって好きではないのだ。といっても、コミュニケーションのうえでは使うこともあるので、そんなに気にしているわけでもないんだけど。
話がそれた。
閑話休題。
僕も珍しい犬を見たときは、何犬なのか聞いて、家に帰ってからネットで検索して、どんな犬なのか調べたりしている。こういったことは、日常的に誰もがやっていることだと思う。
ということは、この嘘を聞かされた人たちは、家に帰ってから”イタグレテリア”を検索するのではないだろうかと、すこし心配になってきたのであった。そして、イタグレテリアなんて犬種が無いことを知り、「あのやろ~」と僕の顔を浮かべて舌打ちをすることは容易に想像がつく。
そこで、イタグレテリアの検索で、このページが当たるようにしてしまおうと思いついたのであった。
ほら、検索が無駄にならなかったでしょ。
それでは、イタグレテリアをご紹介いたしましょう。
イタグレテリアとは
そう。タイトルにもあるとおり、イタグレテリアとは、イタリアン・グレーハウンドと日本テリアを交配させて作られた、新しい犬のこと。ジャパンケネルクラブ(JKC)には認定されていないので、犬種として認められてはいないけれど、そこは豆柴やティーカッププードルみたいなものだと、大らかに受け取ってもらえれば、たいへん嬉しゅうございます。
特長は、イタリアン・グレーハウンドのようなソックスに、日本テリアのような富士額。体格はイタリアン・グレーハウンドよりもすこし太く、日本テリア寄りのがっちりとした身体をしている。性格は、引っ込み思案で内気になるか、社交的で能天気なおっちょこちょいのどちらかに二分化される。ちなみに、サニィは後者である。
身体能力は極めて高い。100メートルを7秒台で走り、垂直とびで1メートルは余裕で跳んでしまう。テーブルの上は常に片付けておくのが良いだろう。うっかり生肉を置いておくと、かっこうの餌食になってしまう。秋刀魚なんかは軽く丸呑みしてしまうので注意が必要だ。台所の食べ残しも気をつけよう。消臭用に置いといたコーヒー豆の残骸ですら食べてしまう。生野菜も丸かじりでなんのそのだ。仕舞いには紙まで食べだすのでゴミ箱にまで注意を払わなくてはいけない。もう大変だったらありゃしない。
もしかしたら、これは犬ではないのかもしれない。
というのが、イタグレテリアなのでした。
イタグレテリア・・・可愛いですねえ(*^_^*)写真見てすっかりファンになっちゃいましたよ。
でも、イタグレテリアという犬種は、
<イタリアン・グレーハウンドと日本テリアの交配>でできたイヌでなきゃだめでしょうか。
我が家にもイタグレテリアがおりまして
ただし、日本テリアではなく
<イタリアン・グレーハウンドとジャックラッセルテリアの交配>
なのですが・・・・
特長・・・共通項多いなあ、やっぱりイタグレテリアだ!
体型はまさしくイタグレ、目と耳はジャックです。
イエローとチョコのラブラドール姉ちゃん2頭と、
ゴールデンの妹に挟まれて
甘ったれで元気で、数限りないイタズラをしてくれる
トンデモワンコとして育ってます\(^o^)/
どうもー。コメントありがとうございます。
イタグレとジャックのハーフも珍しそうですねー。
どんな特長が出るのか、見てみたいです。
イタグレとジャック両方とも元気が良いタイプなので、
やんちゃな子になりそうですねえ(笑)。