お盆は、カブスカウトの活動で、キャンプに行ってきました。
富士山YMCAという施設で、所有する土地は、東京ドーム9個分なのだとか。よく分からないけど、まあとにかく広い。
とても、9個分をフルに使いきることなどできないけれど、壮大な大地を利用した活動ができたと思う。
本来、カブスカウトのキャンプといえば、子どもが楽しめるようプログラムを重視して、大人はヒーコラヒーコラ言っていることが多々ある。しかし、今回のキャンプに限っては、保護者の参加や、ご無沙汰していたリーダーの参加もあり、余裕をもって活動を行うことができた。リーダーの充実が、活動の充実に直結するのだな、と実感した次第だ。
そして、なによりも、今回のキャンプで面白かった企画といえば、草原のなかに露天風呂を作ったこと。
キャンプ地の下見に訪れたとき、リーダーのひとりが「草原で星空見上げながら風呂に入りたいね」と呟いたことが切欠で、このプロジェクトは動き出した。
草原に穴を掘り、ビニールシートを敷いて水を入れる。そこから、どうやってお湯を沸かせるかが問題だった。
当初は、コッヘルに焼き石を入れて、徐々に温めていく計画だったけれど、どうも効率が悪い。
試行錯誤の結果、鍋で熱湯を作り、冷めないように何度も何度も入れていくことが、一番手っ取り早いことが分かった。
しかし、ガスコンロがあるわけではない。風呂の傍らで、焚き木をし続けなければいけないのだ。
煙に炙られ、虫に刺されながら、湯沸しに勢力つぎ込んだだけあって、子どもたちからの評判は上々であった。
結局大人は、ヒーコラヒーコラ言っていた。