先週のよさこい祭では、満足のいく写真が撮れなかったので、練習を兼ねて浅草サンバカーニバルに行ってみた。
ちょこっと行って、写真を撮ったら帰ろう、なんて考えていたけれど、どうも考えが甘かった。
いや、このイベントも最近始まったもので、そこまで人も多くないだろうと高をくくっていたが、今年で29回めなのだとか。自分の人生ほどの歴史があるとは……。観客動員数は、毎年50万人を超えるらしい。
念のため、事前に、ネットで場所取りについて調べてみると、午前9頃からキープするのが吉とあった。しかし、そこまでしたいとは思わないので、開始1時間前の、12時頃に到着。すでに、道路は人間で縁取られて、土手のようになっていた。
雷門を背景にしたかったけれど、もの凄い密集していたので、諦めてべつの場所を探すことに。特に、あそこは人が多すぎて、みんなピリピリしていた。押し合いの末、怒声が轟くこともあるので、気分が悪いのである。
どこも入るスペースがないので、後ろのほうで諦めようと思ったけれど、封鎖前の横断歩道が大きく空いているのを発見。すかさず、そこに入って、前から2番めで見ることができた。
やはり、よさこいと同じで、大音量と大人数の踊りは迫力がある。思わず体を揺らしたくなるサンバのリズムと、刺激的な衣装で、これだけの集客力があるのもわからんでもないなぁ。
ということで、浅草サンバを見に行こうとお考えの方へ。場所取りは、封鎖前の横断歩道が狙いめですよ。封鎖しない横断歩道もあるので、そのへんは注意が必要ですけども。雷門を背景にしたい場合は、午前中から場所取りをしないと難しそうです。ご参考までに。
そして長時間の撮影には、こちらのようなアウトドア用の椅子を持っていくことを強くオススメする。
余談だけれど、カーニバル後は、路上に新聞が舞い、飲み食いした残飯のかたまりが転がったりしていた。観客のマナーが悪すぎ。