ここのところ、犬の散歩をしていると、レスキュー犬を連れている人によく会うようになった気がする。
レスキュー犬ってのは、人命救助をする犬、のほうではなくって、飼育放棄されたのち、幸運にも助けられた犬のこと。主に、保健所から連れ出された犬を指します。保健所の殺処分から助けられた犬だから、レスキュー犬。
昔から、「犬を飼いたいと思ったら、まず保健所に」なんてことは、どこかで誰かが言っていて、よく耳にフレーズだったけれど、昔はそれほど保護活動という取り組みが行われていたわけではなくって、ペットショップで高い金を払うよりは保健所の子をただで貰おうという、ちょっとばかり金を浮かそうとする考えが多かったように思う(詳しく調べたわけじゃないので、イメージで言っています)。
いや、べつにそれで助けられるんだから良いとは思うし、実際僕も、どこぞの誰に金が渡るかわからんようなペットショップには金を落としたくないという理由で、保健所から貰おうとしたことはあります。結局、別の縁で、サニィを譲り受けることになるんですが、その話はちょいと置いといて。
最近では、助けることを目的とした活動をしている人が、だんだん増えてきたのかなと、そんな印象を受けます。ネットでそういったサイトをよく見ていたので、知ってはいたんですけども、実際に活動をしている人たちに会うと、ああ、やっぱり増えているのだな、と実感するわけです。
こういった活動って、凄いたいへんだろうけれど、めちゃくちゃ地味で、あまり世の中から注目されなかったりするもんだから、知らない人も多いんじゃあないでしょうか。
捨てられた犬たちを預かって、新しい里親さんを探している人たちは沢山いるので、これから犬と暮らそうと考えている人は、保健所の犬も視野にいれてみては如何でしょう。けっこう可愛い犬がおりまっせ。
ちなみに、写真の犬がレスキュー犬ってわけじゃあなくて、これはサニィのお友達です。
保護団体および里親募集サイト