悲報
日常― 2009年6 月30日 ![]()
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先日、昔馴染みの友達から、電話があった。僕が、名古屋に住んでいたときの友達で、すごく懐かしかった。
名古屋に住んでいたのは、そう長い期間ではなかったけれど、あのころの生活は、これまでの人生のなかで最も特異な記憶として残っている。
なにしろ、あのころ周りにいた人といえば、大人も子供も、一風変わった面白い人が多かったのだ。

僕が、東京に引っ越してからも、何度か名古屋に遊びに行ったりしている時期もあったけれど、ここ数年はご無沙汰だったので、近況を聞くことができて嬉しかった。
当時の友達も、何人か結婚をして、子どもが生まれたりしているらしい。みんな、立派な親御さんになっているのだなあ、と感激してしまった。

しかし、電話を頂いた理由というのは、悲報だった。
当時、お世話になった、Yさんという女性のご子息が、亡くなられたそうだ。交通事故だったらしい。
電話で話を聞いているときは、ただ情報を受け入れるだけで、特別な感情は湧かなかった。だけど、電話を切ってから、ふいにYさんの妊婦姿が浮かんできた。
レントゲン写真をみんなに見せにきたことや、身篭った大きなお腹を大事にしていた姿が思い出される。いろいろな複線と文脈により、急にいたたまれない気持ちになった。
自分より先に、子どもに先立たれたYさんの悲しみは、想像に余りある。
無理に乗り越えようとせず、少しずつでも元気になっていってほしい。



Webサイト制作やグラフィックデザインしたりすることを生業としています。